2021-03-10 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
しかし、お互い、経済官庁で仕事をしてきた仲間として、ずっと繰り返されているんですね、それはどの政権の下でも、バラ色の試算があって、財政再建目標が逃げ水のように先へ先へと移っていく。 これは、何も日本だけの問題ではありません。
しかし、お互い、経済官庁で仕事をしてきた仲間として、ずっと繰り返されているんですね、それはどの政権の下でも、バラ色の試算があって、財政再建目標が逃げ水のように先へ先へと移っていく。 これは、何も日本だけの問題ではありません。
続いてでありますけれども、二〇二五年度のPB黒字化、まさに現在の財政再建目標なんですが、これは一月十七日に内閣府が試算をしています。非常に甘い見通しに立った中での試算でありますけれども、二〇二五年度は三・六兆円の赤字になる、甘い見通しのもとでやっていっても、二七年度にようやく目標達成できるんじゃないかというやつですね。
先ほど触れました再生計画では、財政再建目標と併せ、経済再生なくして財政健全化なしとの基本方針も確認されました。 国の財務の健全性を見る場合、債務残高対GDP比率を重視するのが国際的な常識であります。本年七月の中長期の経済財政に関する試算においても、経済成長が実現されたケースでは、債務残高対GDP比の安定的な引下げが予想されています。
成長に頼った財政再建では、景気の低迷で税収が落ち込んだ場合、追加の国債発行が必要となり、財政再建目標の達成は更に遠のきます。景気の先行きが不透明感を増す中、財政危機を招きかねない予算には反対するほかありません。 以上、本予算に反対する主な理由を申し述べました。
そもそも、経済を活性化させることで税収をふやし、財政再建を実現すると称していた財政再建目標は、五年たっても全く実現できず、五年先送りをした。どういうことだかわかりますか。五年やって成果が上がらず、五年先送りをした。成果がゼロだから、これまでの期間と同じ期間が必要なんですよね。半分進んでいるなら、二年半で済みますよね。全く進んでいないということです。
それで、今度、大臣にお伺いしたいんですが、この夏に向けて作成予定に入られていると思うんですけれども、新聞紙上ですと、GDP比の三%以内とすることを新たな財政再建目標として掲げていると、読売なんかそう書いていましたけれども、そんなような数字がひょっとすると優先されるのかなというような、私も推察をしてしまったところなのでよくわかりませんけれども、PBの黒字化、対GDP比の赤字幅の目標設定、ここはどんな優先順位
私は、財政再建目標の先送りというのは、国際社会にも大きな影響、厳しい目で見られることになると思いますね。 ということと、もう一つは、ポスト安倍が大変ですよ。実際に黒字化するのは、これはポスト安倍さんじゃないですか、どう見ても。いつを目標に置くかわかりませんけれども、どう見たってそうでしょう。その分、やはり責任を感じてもらわなければなりません。
すなわち、プライマリーバランスの黒字化、いわゆる財政再建目標の先送りというのは、消費税の使途変更が原因であると言っているのと同じでしょう。そうじゃないでしょう。全然違うんじゃないですか。「これにより、」という表現は私はおかしいと思いますよ。 大臣の改めての説明をお伺いしたいと思います。
その意味では、この財政再建目標を先送りせざる得なくなった、言葉を選んで言いますけれども、まあ、選ばないで言った方がいいですね、失敗したわけですね、要は。目標達成に失敗をした。その理由は何だとお考えですか。端的にお答えをいただきたいと思います。
ことしの夏に新たな財政再建目標を策定するということでありますが、過去にもこうした取組はずっと続いてきたということであります。 少しひもとかせていただきますと、昭和の時代から、東京オリンピックがあって、その後、昭和四十年以降のことで申し上げます。 よく財務省の資料も昭和四十年以降ということで資料がつくられておりますが、昭和四十一年に、当初予算において建設公債が発行された。
過去の話じゃなくて、ファクトをこういうふうに見てきて、税収がそれだけ増えているのになぜ財政再建目標を先送りするのかという議論をさせていただきたいんですが、なかなかかみ合わない。 私、じゃ、ちょっと行革担当大臣にお伺いしますが、歳出削減努力は自分の責任で何をした、これだけやったというものに何がありますか。
そこで、シムズ理論、御存じの方も多いと思いますが、ひょっとして御存じない委員の皆様方のためにごく簡単に申し上げますと、何を言っておられるかというと、もう日本においては金融政策の有効性はほぼなくなった、物価上昇率二%を目指すのであるならば、財政再建目標を余りこだわらずに財政支出をして、物価目標も財政政策によって達成せよと、こういうことを言っておられるわけです。
これでは財政再建目標の達成はますます困難となり、将来世代に大きなツケを残すこととなります。 以上、補正予算に反対する主な理由を述べましたが、民進党は、従来型の公共投資中心の財政出動ではなく、人への投資こそが中長期的な成長の基盤となるとの考えに立ち、保育、介護、教育等への公的支援の更なる拡大に取り組む決意を申し上げ、私の反対討論を終わります。 ありがとうございました。(拍手)
このような借金頼みの甘い財政運営を続ければ、財政再建目標の達成がますます困難になることは明白であります。 先日、内閣府は、二〇二〇年度の国、地方の基礎的財政収支の赤字が、昨年七月の試算から二・八兆円も膨らみ、八・三兆円になるとの試算をまとめました。これは、政府自身が財政健全化目標を達成できないことを認めているにほかならないじゃありませんか。
そこで、これは副大臣の御答弁かと思いますけれども、一つの大きな目標である二〇二〇年のプライマリーバランスの黒字化という財政再建目標の達成についての見通しについて答弁を求めたいと思います。
歳入増の多くを歳出増に充てる放漫な財政運営を続けていけば、財政再建目標の達成が更に困難になることは明白であります。 以上、補正予算に反対する主な理由を述べさせていただきました。 政策の緊要性や実効性を吟味せず、安易な歳出拡大に終始している本補正予算は、私は断じて容認できません。
その一方で、財政再建目標がありまして、それをたどっていく具体的な道筋として三年間で社会保障で一・五兆、そしてそれ以外も含めて一・六兆。もちろんこれは物価の上昇分はプラスアルファなんでしょうけれども、そういう枠はきちっとはめているわけでありまして、その枠の外で、枠の外で複数年度で使うものがあるのかないのかという議論をしなければならないということを諮問会議で行うということであります。
一昨日の財政演説で、麻生財務大臣は、二〇二〇年度までに国、地方の基礎的財政収支を黒字化する財政再建目標を堅持すると強調されましたが、低所得の年金受給者に対する三万円給付のための三千億円、国家公務員に七百億円、さらには軽減税率に一兆円といったばらまきを展開しているようでは、参議院選挙を念頭に置いた選挙対策とのそしりは免れません。 そこで、麻生財務大臣にお尋ねいたします。
○吉川(元)委員 私が危惧しますのは、二〇二〇年までのプライマリーバランスの黒字化というのが政府の財政再建目標になっておりまして、ただ、これは、非常に高いといいますか、達成が非常に難しい目標だろうというふうに思います。消費税を一〇%に引き上げ、なおかつ毎年の名目で三%成長を実現したとしても、二〇二〇年度に残るのは九・四兆円の赤字。
私が少なくとも聞いている限りでは、目標と設定するのはいい、だけど、財政再建目標として設定する名目成長率と実質成長率の目標というのは当然これは変えるべきだと思う。これは何でもそうですよ。災害を想定するときも何でもそうなんです。災害を想定するときは一番悪い状況を想定するんです。あれを想定しなかったから東日本大震災で起こったし、福島の第一原発も起こった。想定すべきを想定しなかったんです。
その一つが財政再建ということなんですけれども、これは、政府は三つの財政再建目標を持っていますけれども、しばしば議論になります二〇二〇年度基礎的財政収支を黒字にするという目標は相当困難ということが、いろいろ計算してみると大体明らかになってきております。 多くの人はこの二〇二〇年の議論をするわけですけれども、私は二〇二〇年度以降の方がもっと厳しいというふうに判断をしております。